1997年、地球温暖化防止京都会議が開催され、各国が二酸化炭素(CO2)、HFCなどの6種の地球温暖化ガスを削減することを主旨とする京都議定書が採択されました。2005年2月16日同議定書は7年の歳月をかけて発効し、日本において第一約束期間2008〜2012年)における地球温暖化ガスを1990年比で6%削減することが義務付けられ、この目標達成に向けてさらなる省エネルギーを国レベルで推進していくことが必須となりました。そのような状況のなか、注目されたのがコージェネレーションシステムです。 コージェネレーションシステムは、電力はもちろんのこと熱を高効率に得られるシステム。省エネルギーに貢献するため、税制面においても優遇措置を受けることができます。 コージェネレーションシステムを導入すると、「省エネ・熱電併給・高効率・商用電力との併用」による経済性の向上とエネルギー源の安定確保というメリットを得られるとともに、地球環境保全にも大きく貢献します。 |
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コージェネレーションシステムに使用する原動機には、ガスエンジン、ディーゼルエンジン、ガスタービンがあります。ガスエンジン、ディーゼルエンジンは電力負荷が比較的小さい施設、ガスタービンは電力負荷及び熱利用が大きい施設に導入されるのが一般的です。
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民生用においては、コージェネレーションの電力を建物内で使用するとともに、排熱を温水または蒸気として回収して給湯や暖房に利用し、また吸収式冷凍機を介して冷房にも利用するのが一般的です。民生用では、発電容量が比較的小さく、発電効率の高いガスエンジンやディーゼルエンジンのコージェネレーションが多く用いられます。 |
ホテルや病院、店舗、事務所をはじめ、主に空調負荷・給湯負荷などの熱需要の多い施設にコージェネレーションシステムは導入され、その件数は2009年3月末現在、6,030件、1,863MWにものぼっています。 |
産業用においてはコージェネレーションの電力を構内電力として使用するとともに、排熱を蒸気として回収し、生産工程で利用するケースが一般的です。産業用では、一般的にエネルギー需要量が大きく、特に熱需要の比率が高いことが多いため、発電容量が大きく排熱回収率の高いガスタービンコージェネレーションが多く用いられます。
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化学、食品、機械、金属、電気機器など業種を問わず、幅広く導入されています。導入件数は2009年3月末現在、2,169件、7,516MWとなっています。 |